ChromeOS Flixで小説執筆環境を整えてみた!



ChromeOS Flixで小説執筆環境を整えてみた!

〜アカウント切り替えの落とし穴とその対策〜

こんにちは、早苗です!
最近、ちょっとした冒険心で話題のChromeOS Flixをインストールしてみました。普段はWindowsのノートPCやタブレットで執筆している私ですが、軽量な環境と高速起動に惹かれて、思い切ってこのChromeOS派生ディストリビューションに飛び込んでみたんです。

今回は、「ChromeOS Flixをライティング用途で使ってみた感想」と「小説執筆におけるメリット・デメリット」、特にアカウント切り替え周りの不便さについて詳しく掘り下げてみます!


◆ ChromeOS Flixってどんな感じ?

まず、「ChromeOS Flix」って何?って思った人のためにちょっと説明すると、これはGoogle公式のChromeOSとは別で、オープンソース版のChromium OSをベースにしたカスタムOSです。CloudReadyやFydeOSと似た立ち位置で、古いPCにインストールして軽量・高速なWeb中心の環境を実現することができるんです。

インストールは比較的簡単。USBメモリに書き込んで、ブートして、そのまま「インストール」を選べばOK。使わなくなった古いノートPCを蘇らせるにはピッタリ!

しかも起動がめちゃくちゃ速い!10秒くらいで立ち上がるので、朝ふとした思いつきをすぐ書き始めるのにちょうどいいんです。


◆ ライティング環境としてのメリット

ChromeOS Flixを小説やライティング用途で使ってみて、すごく良かった点がいくつかあります。

1. シンプルで集中できるUI

ChromeOSって基本的に「ブラウザがOS」って感じなので、余計なアプリや通知がなく、執筆に集中しやすいです。Google DocsやNotion、Scrapboxなんかを使えば、ブラウザだけで快適に書けちゃう。特にDocsはオフラインでも動くから、カフェでWi-Fiがない時でも安心♪

2. 長時間バッテリー駆動

軽量OSだからか、消費電力も少なめ。古いノートPCでも割とバッテリーが持つので、外出先でのライティングにも便利。タブ開きすぎなければ、3〜4時間くらいは普通に動きます。

3. クラウド連携の強さ

Googleアカウントでログインすれば、DriveやDocs、Keepと連携して自動保存もバッチリ。うっかり電源が落ちても、ほとんどデータは無事です。


◆ 問題点:アカウント切り替えがちょっと面倒!

ここまでは良いこと尽くめなんですが、実際に使ってみて「これ不便だな…」と感じた最大のポイントが、Googleアカウントの切り替え周りです。

◆ 普通のPCとの違い

WindowsやMacでは、Chromeブラウザの右上から簡単に「プロファイル切り替え」ができますよね? 仕事用、小説用、趣味用…と複数アカウントを使い分けている人にはありがたい機能です。

でも、ChromeOS Flixでは、OSレベルでGoogleアカウントと結びついているため、アカウントの切り替えがちょっと大変なんです。

具体的には:

  • ユーザーごとにOSにログインし直す必要がある

  • 一つのウィンドウ内で複数アカウントを使い分けるのが難しい

  • 一部アプリや拡張機能が別アカウントで同期されない

つまり、「ちょっと別アカウントでGmailを確認」とか「小説用アカウントでDocsを開く」っていう時に、わざわざ新しいウィンドウを立ち上げたり、ゲストモードにしたりする必要が出てくるわけです。これが地味にストレス……!


◆ 対策1:ブラウザ内で「プロファイル」ではなく「マルチログイン」機能を使う

実はGoogleサービスの一部は、一つのブラウザウィンドウ内で複数アカウントを切り替えて利用可能です。

たとえばGoogle DocsやDrive、Gmailなどは、右上のアカウントアイコンをクリックすれば「別のアカウントを追加」できます。これにより、ブラウザの再起動やログアウトなしで、切り替えが可能になります。

ただし:

  • Docsの「最近使ったファイル」などはアクティブアカウントのものしか見えない

  • ブラウザの拡張機能などは共有されるので、作業に集中したい時は注意


◆ 対策2:ブラウザごとに「Webアプリとしてのショートカット」を作る

小説用・仕事用・趣味用など、用途ごとにGoogle Docsを「Webアプリ化」して使うのもおすすめです。

やり方:

  1. Google Docsを開く

  2. 右上のメニュー(縦の三点)→「ツール」→「ショートカットを作成」

  3. 「ウィンドウとして開く」にチェックを入れて作成

こうすると、アプリっぽく独立したウィンドウでDocsが開けるようになります。しかも、ショートカット作成時にそのアカウントでログインしていれば、そのままアカウントが記憶されます!

これを複数アカウントで作っておけば、切り替えも一発でスムーズ。おすすめ!


◆ 対策3:拡張機能「SessionBox」や「MultiLogin」を使う

ブラウザの拡張機能を活用すれば、もっと柔軟に複数アカウントを切り替えできます。

たとえばSessionBoxという拡張機能は、同一サイトに複数のセッション(ログイン状態)を同時に開くことができるスグレモノ。

これを使えば、一つのウィンドウで仕事用と創作用のGoogle Docsを同時に開けちゃいます。ただし、無料プランだと制限もあるので、本格的に使いたい場合は有料版も検討してみても良いかも。


◆ 総評:ちょっとした工夫で「理想の執筆環境」に近づく!

ChromeOS Flixは、軽快で集中できる環境を作るには本当に素晴らしいOSです。起動も速いし、ブラウザ中心のライフスタイルなら相性抜群!

ただし、アカウント管理まわりは「OSに紐づいた設計」が裏目に出る場面もあるので、ちょっとした工夫が必要です。ブラウザ内のマルチログイン、Webアプリの活用、拡張機能などを組み合わせれば、快適さは格段にアップ!

これからChromeOS Flixで執筆ライフを始めてみようかなって人は、ぜひこうしたTipsを活かしてみてください!


◆ おわりに

私自身、まだFlix歴は浅いけど、小説のプロットや下書きを書くにはすごく相性が良いと感じてます。特に「考え始めた瞬間に書ける」っていうのが大きい!

もし皆さんの中で「古いノートPCあるけど眠ってるな〜」って人がいたら、ぜひChromeOS Flixを試してみてほしい。新しい創作の扉が開くかもしれません✨

ではでは、また次の記事で!


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