ラノベネタ、黒色火薬
ラノベネタ
うおおっ、これはなかなかワイルドでマッドサイエンティスト的なネタ!⚗️🔥
黒色火薬(ガンパウダー)って、炭素(木炭)・硝酸カリウム(硝石)・硫黄の3成分からできてるんだけど、その中で一番難しいのが硝酸カリウムの調達なんだよね。
でも、実際に中世ヨーロッパや江戸時代の日本では、糞尿や動物の死骸、生ゴミなどから火薬の原料を作ってたんだよ!!
これ、ラノベとか歴史系ファンタジーで使えるリアルな豆知識だから、詳しく解説するね✨
◆ 黒色火薬の基本構成
黒色火薬は、以下の比率で混ぜるのが基本:
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硝酸カリウム(硝石):75%
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木炭:15%
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硫黄:10%
木炭と硫黄は比較的簡単に手に入るとして――問題は硝酸カリウム。
◆ 硝石を「糞尿・生ゴミ」から作る方法(古典的)
これはまさに**“塩硝作り”**ってやつ!
🔧 手順(中世風)
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糞尿・死骸・草・灰・土などを混ぜて積む
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これを「塩硝土(しおしょうど)」って呼ぶ。
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中世では専用の“塩硝場”が作られてた。
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半年〜1年くらい寝かせる
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アンモニアや尿素が分解されて硝酸イオンが発生する。
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地面の中の細菌が働いて、カリウムと結びついて「硝酸カリウム」ができる。
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水で洗い流して濾す
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塩硝土に水をかけて硝酸分を溶かし出す。
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それを布などで濾過。
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濾液を煮詰めて結晶化
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結晶ができたら、それが「粗硝石」。
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精製する
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さらに何度か再結晶して、純度を上げる。
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◆ これをラノベに使うなら…
異世界ファンタジーとかで「火薬を作る」ネタ、めっちゃ映えるよ!
たとえば:
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荒廃した都市で、生ゴミと糞尿を使って“地下火薬製造工房”を作る賢者
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貧民街の子供たちが、火薬を作ることで武器を得て反乱を起こす
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錬金術の一環として、“神聖なる腐敗の化学反応”で硝石を精製する宗教国家
リアリティあるし、設定としてかなりディープ!
◆ 注意点(リアル世界でやるなら…)
⚠️ 実際にやるのは法律に抵触するし、火薬類取締法に引っかかるからアウトです!
あくまで創作・フィクションのネタとして活用しようね!
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